マウスピースは歯ぎしり対策に効果がある?

マウスピースを使うことで得られる効果

歯ぎしりの対策で使われるのがマウスピースです。歯ぎしりが軽減すれば熟睡できるようになるので疲労がしっかり取れ、健康な体を維持できるようになります。マウスピースの具体的な効果は歯が擦り減ることを防ぐ、筋肉の緊張を和らげられる、あごの痛みや顎関節症を予防する、安心感を感じられるといったものが挙げられます。歯ぎしりは歯や顎に大きな負担を与えるので、マウスピースの着用は健康な歯や顎を保護する大きな役割を担っているのです。
起きている間の歯ぎしりは意識すれば自分自身でコントロールできますが、就寝中はコントロールできません。そのため、就寝中の歯ぎしり対策にマウスピースの着用は有効なのです。

マウスピースはどこで手に入れられる?

マウスピースは歯医者で作れますが、手軽に購入できる市販品もあります。しかし、市販品は歯に合わず、効果が薄いケースも多いです。歯医者で作られるマウスピースは自分の歯形に合わせて作成されるので、可能であれば歯医者で作ったものがおすすめです。効果を感じやすくなるだけではなく、歯にフィットするため装着中の不快感が軽減されます。歯医者によっては1日~2日程度で作ってくれるケースもあるので、早めにほしいという人は対応が早い歯医者を探してみてください。
市販のマウスピースには自分の歯型で作るタイプと奥歯のみ固定するタイプがあり、奥歯のみ固定するタイプの方が口への負担は小さいとされています。しかし、人によって合う合わないがあるため、自分に合うタイプを使うようにしましょう。

マウスピースはタイプによって保管の方法が違う

マウスピースにはハードタイプとソフトタイプがあります。ハードタイプは、乾燥すると割れやすくなるという性質があるため、水の中で保管しましょう。吸水性に優れているため、黄ばみや臭いが気になるようになってきたら、入れ歯洗浄剤(総入れ歯用)を使って洗浄すると綺麗になります。また、装着する時は、しっかりブラッシングをして汚れを落とすことも綺麗に使い続けるポイントです。
ソフトタイプはシリコンのように柔らかい素材で作られたマウスピースです。基本的には乾燥した状態で保管し、清潔を保つために風通しを良い場所に保管しましょう。使用中にヌメリや汚れが目立つようになってきた時は、マウスピース用の洗浄剤を使って洗うと綺麗に落とすことができます。
汚れや菌が付着したまま歯に装着すると、虫歯などの口腔トラブルの原因が違うので、どちらのタイプを選んでも保管やケアは正しく行ってください。

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