メンタルヘルスケアとストレス

メンタルヘルスに大きくかかわるストレス

私たちが活き活きと生活する上で、こころの健康は欠かせません。その心の健康を脅かす原因がストレスです。現代はストレス社会という言葉が生まれるほど、色んな所でストレスを感じてしまいます。もはやストレスを感じずに生きることは不可能です。
では、こころが元気でいるために、ストレスとどのように付き合っていけばよいのでしょうか。簡単にできる3つの方法をご紹介します。

ストレスを軽くする

まずは生活習慣を整えてみましょう。質の良い睡眠、栄養バランスが整った食事、適度な運動など、一見して体の健康のために行うような習慣は、こころも元気にします。体とこころは繋がっているのです。
また、受けてしまったストレスを解消できる方法を試してみましょう。深呼吸をする、ぼんやり外を眺める、好きな音楽を聴く、お風呂にゆっくり浸かる、ストレッチをする、趣味を行うなどがオススメです。気軽にできて、リラックスできるのがポイントです。

考え方を変える

過ぎてしまった過去や自分以外の相手や物事を変えることは困難ですが、自分の考え方は変えることができます。この考え方ひとつで、気分がぐっと楽になることがあります。
ストレスを感じる時、多くの場合は自分の視野が狭く、物事を一面的にしか見ていないことが多いです。「絶対こうあるべき」「絶対こうしなければいけない」という考えを少し柔らかくしてみて、ダメな面ばかりでなく良い面も探してみましょう。今できていること、うまくいっていることなどポジティブなことを考えてみるだけで、気持ちが明るくなってきます。

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頼れる相手を見つける

ストレスがたまってきたと感じたら、誰かに相談してみるのも手です。解決のアドバイスがもらえるかもしれませんし、そうでなくてもただ話を聞いてもらうだけでも良いのです。自分の中の苦しさを言葉で整理することで、気持ちが楽になることもあります。相談できたという安心感や相手への信頼感も、こころを落ち着かせます。
また、ストレスが重く、こころや体にひどく症状が出ている時は専門機関を受診しましょう。専門家の人はプロですから、安心して頼ることができます。心療内科や精神科、カウンセリングルーム、保健所、自治体の相談所、職場や学校の相談機関など、探してみると身近なところにたくさんあります。ひとりで抱え込まず、頼れる相手を見つけましょう。