内科で行われている禁煙外来とは?

禁煙外来について

禁煙したいけれども自分の意志ではなかなかやめられない人を対象としているのが禁煙外来です。内科のなかには、禁煙外来に対応するケースが増えています。喫煙はさまざまな病気のリスクを高めることがわかっています。そのため、喫煙の習慣はニコチン依存症であるとみなされて、禁煙治療に対して保険適応が認められるようになりました。
自分の力でタバコを止めることができない人は、禁煙外来に頼ってみるとよいでしょう。医師のサポートを受けながら禁煙を目指せます。

禁煙外来を利用するメリット

禁煙外来では禁煙補助薬を処方してもらうことができます。これによって、禁煙による離脱症状を抑えることができるため、より楽に禁煙できるようになります。禁煙をしたけれども、禁断症状が出てしまい困っている人は多いです。苦しくなってしまい、再びタバコを吸ってしまったという人はたくさんいます。そのような失敗を避けるためのサポートをしてくれるため、禁煙外来には大きなメリットがあるのです。実際に禁煙外来によって、禁煙に成功できたという人はたくさんいます。

禁煙補助薬について

禁煙補助薬によって、禁煙をしたときに生じるイライラや集中力の低下といった症状を抑えることができます。禁煙補助薬には保険適用のものがあるため、治療費を抑えながら薬を処方してもらうことが可能です。さまざまな種類の禁煙補助薬が存在しているため、自分に合ったものを選ぶことができます。医師の指示にしたがいながら用量や用法を守って禁煙補助薬を使いましょう。目安としては12週ぐらいかけて禁煙にチャレンジすることになります。その間には、禁煙補助薬を使い、定期的に診察を受けます。呼気中の一酸化炭素濃度を測定することによって、治療効果を確認することができます。

健康保険を使って禁煙治療を受けるには?

禁煙治療は一定の条件を満たしていると保険適用を受けることができます。まず、ニコチン依存症の判定テストで5点以上でなければいけません。点数が低い場合は、そもそもニコチン依存症とはいえないレベルのため、病院の力を借りなくても自力でタバコを止められると判断されます。35歳以上の人については、1日の喫煙本数にこれまでの喫煙年数をかけて、200以上であることも条件です。また、今すぐに禁煙をしたいと考えていて、禁煙治療を受けることについて文書で同意する必要があります。これらの条件を満たしていると、保険適用によって禁煙治療を受けられるようになります。

和泉中央にある内科