保険証を必ず持参し、受診時間をきちんと守るようにしましょう
体に不具合を感じたり、体調がすぐれないとき、まずは内科で医師に診てもらうことをおすすめしますが、診察前には必ず保険証を準備し持参するようにしましょう。そして、例えば乳幼児や妊婦の方が、内科に行って受診されるときには母子手帳が必要であり、高齢者の方が受診されるときには健康手帳や医療受給者証も必要になるので注意しましょう。
さらに、診察を受ける前に病院やクリニックで予約を取った場合は、その受診時間に遅れないように多少早めに行くようにしましょう。受診時間に遅れそうな場合や予約をキャンセルしなくてはいけない場合、事前もしくは当日でも必ず電話連絡を行ないましょう。
かかりつけ医がいる場合は相談してみましょう
普段、気軽に何でも自分の体調についてを話せるかかりつけ医がいると安心できます。すぐに行けるという点で考えればご自宅からなるべく近い方がよいのですが、医師との相性や他のスタッフの方々との雰囲気、医師の実績などを確認して選ぶようにしましょう。
こうしたかかりつけ医がいると、大きな病院で診察を受けるときにも安心できます。
例えば、総合病院に出向いてはみたけど、その症状を何科で診てもらえばいいのかわからないといった場合もあります。自分だけの判断で診察科を決めてしまい、長時間待たされたにもかかわらず、別な診療科に回されて半日ムダになってしまったという方も大勢いらっしゃいます。このようなもったいない時間を送る前に、まずはかかりつけ医で診てもらい、症状の原因をハッキリとさせ、適切なアドバイスをもらうようにしましょう。そして、大きな病院で診察を受ける際は、かかりつけ医から紹介状をもらうようにしましょう。
検査がある場合は早めに行くようにしましょう
受診の時に検査があると事前に分かっている場合は特に、提示された時間よりも早く内科へ行き、気持ちをリラックスさせてから検査を受けるようにしましょう。また、診察によっては尿検査が必要な場合もあります。検査の間際になって、「ついさっきトイレに行ったばかりで、尿が出ない…」となってしまっては困ります。とはいっても、尿意があるにもかかわらずトイレを我慢し続けるのも大変です。なので、検査の際、尿検査もあるかもしれないということを考慮し、30分から40分ほど前にトイレに行っておくようにしましょう。