肩こりはセルフケアで改善できる?
老若男女問わず多くの人が肩こりに悩まされています。特にインターネットやスマホの普及で、長い時間同じ姿勢を取り続ける人が増え、肩こりは国民病とも言える程多くの人が抱える悩みとなっています。
肩こりは首や肩の血流が滞ることが原因で発生し、首や肩に疲労物質が溜まって痛みが起きています。同じ姿勢を続けたり、首や肩が冷えたりすると血の巡りが悪くなって肩こりが起こるのです。
つまり、肩こりを改善するためには首や肩の血流を良くするセルフケアが効果的だと言えます。自宅やオフィスで簡単にできる肩こりのセルフケアをご紹介しましょう。
身近なセルフケア
昔から親しまれてきた身近なセルフケアでも、肩こり対策は可能です。例えば、新聞紙を丸めて剣を作り素振りをします。腕を肩より上に上げてから振り下ろす動作は肩こり解消におすすめです。肩まわりの筋肉をほぐして、血流を促進できます。
また、昔ながらの手当て方法でもある「しょうが湿布」は、血流促進だけでなく鎮痛効果も期待できる肩こりに合ったセルフケアです。しょうがのすりおろしを使い古しのハンカチに包みます。輪ゴムで留めたものを用意してお湯を入れた洗面器にハンカチを入れてしょうが湯を作り、タオルをしょうが湯に浸して絞り、肩に当てて温めましょう。
整骨院おすすめのセルフケア
整骨院では、辛い肩こりをしっかり対策できるセルフケアを推奨しています。どんなセルフケアを推奨しているかというと、例えば運動不足だと体の中の血液循環が滞るため、適度な運動を日常生活に取り入れるようにアドバイスしています。ウォーキングなら腕を大きく振るようにすると、肩まわりの血の巡りが良くなり肩こりの改善が期待できます。
運動不足の手軽な対策としてラジオ体操はおすすめです。全身を動かす体操を効果的に組み合わせてあるので、肩こりにも効果があります。
職場でもできる簡単なケア方法としては、同じ姿勢を続けると筋肉は硬くなり柔軟性が失われてしまうため、肩甲骨を回して周りの筋肉を動かす方法がおすすめです。腕だけではなく肩甲骨を意識して大きく回すとより効果的となるでしょう。
パソコン画面を見たり、スマホを操作したりする際に、背中が丸くなっている人を多く見かけます。同じ姿勢が続いている時は、背伸びをすると縮んでいた筋肉が伸びて大胸筋や小胸筋の縮こまりが改善され肩こり対策になるでしょう。
慢性的な肩こりに悩んでいる人は、これらの整骨院がおすすめするセルフケアを日常生活に取り入れてみましょう。健康な生活を手に入れて、肩こりを改善し毎日を軽やかに過ごしたい人は、ぜひ正しいセルフケアの方法について整骨院に相談してみてください。