多種多様なデイサービスのレクリエーション

脳を使ったレクリエーション

脳を使ったレクリエーションは認知症の予防や、症状の進行を食い止めるのに効果があります。また、普段あまり使われない脳機能を使用することで、脳の各部位に刺激を与え、活性化させることにも繋がります。具体的な内容としてはクイズや簡単な計算ドリル、ジグソーパズルなどが一般的でしょう。折り紙や塗り絵、しりとりといった何気ない遊びでも、手順を考えたり指先を動かすことにより脳を活性化させます。囲碁や将棋など個人の趣味に合わせたものも、挑戦心や向上心を生み出すため効果的です。
さらにはこれらのレクリエーションを通じてコミュニケーションをとることで、同じ趣味の仲間を作り、その仲間と同じ時間を過ごすことで生活が充実します。そうすることで感情が安定し、介護者の負担軽減にも繋がります。他者と交流を持つというだけでも、大変有意義なことといえるでしょう。

身体を動かすレクリエーション

身体を動かすレクリエーションはそれ自体を楽しむだけではなく、身体機能の維持や向上にも効果を発揮します。また、積極的に身体を動かすことはストレスの解消やリハビリテーションにも繋がります。具体的な内容として、風船を使った簡易なキャッチボールや、新聞紙やダンボールで作った道具による輪投げやボーリングなどがその一例です。ジェスチャーによってお題を伝達するゲームなども身体を動かすレクリエーションのひとつといえるでしょう。脳を使ったレクリエーションと同様、他者との交流にも繋がります。

外出レクリエーション

室内でおこなわれるレクリエーションだけではなく、イベントとして外出するようなレクリエーションもあります。介護職員と一緒に公園に行ったり、芋ほりなどのちょっとしたイベントに参加することもあります。イベントにより様々な体験をすることで脳を活性化させ、身体を動かすことにも繋がります。外出先では青空や色とりどりの花々など様々な風景に触れることが大きな刺激となり、認知機能の低下を防止することにも期待できます。お花見や紅葉狩りなど、季節を感じられるレクリエーションも多く、日々の楽しみとして活力を与えてくれます。

その他のレクリエーション

好みの音楽を流すというのもレクリエーションのひとつです。馴染みある音楽を聴くだけでも気持ちが安らぎ、リラクゼーション効果が期待できます。さらには童謡を合唱したり、カラオケで好きな曲を歌ったり、簡単な打楽器を演奏したりと、音楽を利用したレクリエーションは多く考えられています。また、子供との交流や動物との触れ合いなど、様々なコミュニケーションをイベントとしておこなうデイサービスも存在します。

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