ホワイトニング
歯科医院の得意分野もそれぞれ違いがありますが、美しい口元を作る治療を受けるなら審美歯科が向いています。
審美歯科では様々な治療が提供されていますが、特に高い人気なのが歯を白くするホワイトニング治療です。
歯を削らずに専用のホワイトニング剤を塗布し、歯を白くしていく方法で、大きく分けて自宅中心に行うホームホワイトニングと歯科医院で行う即効性の高いオフィスホワイトニングがあげられます。
結婚式などイベントを控えている時は歯科医院での治療を選ぶのも良いですし、少しずつ結果を出すのであれば、毎日行う必要はありますが自宅で行うホームホワイトニングが向いています。
白さを得るのにはある程度の期間が必要ですが、そのかわり後戻りもしにくい、費用が抑えられるなどのメリットがあります。
ラミネートべニア
ホワイトニングの効果も個人差があり、薬剤だけでは良い結果が得られない人も少なくありません。
そして神経を抜いている歯の場合はホワイトニング剤だけでは十分な白さを得るのは難しいものがあります。
薬剤によるホワイトニング治療で希望の白さが得られない場合はラミネートべニアによる治療も検討してみましょう。
この治療では歯の表面を削り、薄いセラミックを貼り付けていきます。
この治療であれば希望の白さを得ることができますし、クラウンを作る時ほど歯を大きく削らなくて良いので麻酔なしでも行うことができます。
歯を白くするだけではなく、隙間を埋めたい、形を整えたいという場合にも有効な方法です。
オールセラミックとメタルボンド
現在では保険適用でも白い歯冠を作ることができますが、保険適用では選べる治療も限られており、レジンでは見た目が不自然になってしまうこともあります。
より本物の歯に近い仕上がりにするのであれば、オールセラミックも検討してみましょう。
陶材の素材で透明感もあり、美しい仕上がりになります。
金属を一切使わずに行える治療ですので、金属アレルギーのある人にも安心です。
耐久性にも優れていますが、こうした治療を行う場合は歯を大きく削る必要があることは理解しておきましょう。
奥歯のように強い力が加わる場合はメタルボンドも向いています。
メタルボンドは金属のフレームにセラミックを焼き付けており耐久性にも優れています。
オールセラミックとは違い、金属を使っていますのでアレルギーのある人には向いていないこと、歯茎が黒ずみやすいということは理解しておきましょう。