歯医者が怖いと感じる原因は?歯科治療の不安を軽減してくれる歯医者もある!

麻酔を採用しているか

歯医者が怖いと感じる原因の1つに、治療の際に痛い思いをした経験がトラウマとして残っているケースがあります。これから痛い思いをすると考えただけで、歯医者が怖くなってしまうのです。
怖くない優しい歯医者を探したい場合は、麻酔を採用している歯医者を選んでみてください。無痛治療に力を入れている歯医者なら、優しい治療を重視していると言えるでしょう。
ただし、麻酔注射にも痛みが伴うため、打たれる麻酔針の感覚すら怖いという人もいます。注射が苦手で優しい歯医者を選びたい人は、麻酔針の感覚を分からなくする「表面麻酔」を採用している、あるいは「無針麻酔」を採用している歯医者を選んでみましょう。表面麻酔は、塗るだけで歯茎表面の感覚を麻痺させます。よく使用される表面麻酔にはテープ型・スプレー型・ペースト状などのタイプがあります。無針麻酔は針を使用しない麻酔です。口の中の粘膜に麻酔液を噴射して使用します。子どもの場合は無針麻酔のみでの抜歯も可能です。成人の場合は麻酔注射の痛みを軽減する目的で使用します。

使用する麻酔器、注射針、保温器にも注目

歯医者で麻酔をする際に、麻酔の注射が痛かった経験から歯医者を怖いと感じてしまう人もいます。麻酔は治療の際に感じる痛みを和らげるためのものですが、麻酔そのものに苦手意識を持っている場合、口の中に注射される痛みが怖さの一因になっている可能性があります。
注射の痛みを抑える方法として、電動麻酔器も有効です。電動麻酔器は痛くないように注射するために、圧力をコンピューターで制御しています。
また、注射針の太さよっても痛みは変わります。歯科用の注射針では、直径0.26mmの「33G注射針」が最も細く、痛みが少ない針です。使用する注射針の太さも、優しい歯医者を見分けるポイントとなります。
さらに、麻酔薬の保温器を採用しているかどうかもチェックしましょう。刺激を感じにくいように、麻酔薬の温度を体温程度に保温器で温度管理をしている歯医者がおすすめです。

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鎮静法で不安を取り除いてくれるか

医学的に鎮静法を取り入れている歯医者も、治療を怖いと感じる人の心強い味方です。鎮静法とは、不安や恐怖を取り除く目的で、意識をぼんやりとさせる方法です。歯科治療では穏やかな「笑気吸入鎮静法」と半分眠ったような状態になる「静脈内鎮静法」の2つの方法が取り入れられています。歯医者に対する恐怖心がある場合は、治療前のカウンセリングで詳しい治療説明を受け、不安を解消してから治療を受けましょう。