歯痛の時はこんなことに注意しましょう

痛い歯を指で触ることはやめましょう

歯が痛いとその箇所がとかく気になって、何度も何度も指で触ってしまう方がいらっしゃいます。しかも、トイレから出てくる際に鏡を見ながら触っている方もいらっしゃるようですが、歯ぐきにある神経を指で刺激してしまうことにもつながり、これでは歯痛をどんどん悪化させてしまいます。また、指に付いている細菌などが歯の周辺に入ってしまい、これも悪化原因につながってしまいます。歯痛の場合はまず、歯に付いた汚れや食べ残しをしっかり落とすことが重要ですが、歯をきれいにする際も患部は特に指で触らず、ぬるま湯や常温でうがいをするようにし、それでも汚れが取れない場合はデンタルフロスや歯間ブラシなどで食べかすをしっかり取るようにしましょう。

痛い歯をダイレクトに冷やすことはやめましょう

歯の痛みに耐えきれず、患部にダイレクトに氷を当ててしまったり、長い時間その歯を冷却するといったことはやめましょう。
氷を触ると指や皮膚にくっついてしまうことがあるように、歯ぐきに氷が触れると同様にくっついてしまい、はがす際に歯ぐきを傷つけ、そこから細菌が入り込んでしまう恐れがあるからです。また、血液の巡りも悪くなり、悪いものが溜まりやすくなってしまいます。
さらに、口に氷を含んで冷やすといったこともやめましょう。口に含んで冷やす場合も、患部やその他の歯ぐきなどを急激に冷やすことで刺激してしまい、歯痛をより悪化させてしまうためです。

お風呂やお酒、スポーツにも注意です

歯痛にとって、血行不良も問題ですが、血行が良くなりすぎても問題です。血の巡りが良くなると血管が膨らんで神経に圧が加わってしまうため、歯痛がより激しくなってしまいます。熱めの湯船に浸かるような入浴やたくさんのお酒を飲んでしまうこと、さらにスポーツは血圧が上がってしまうため、歯痛の場合は避けるようにしましょう。

タバコを吸うこともやめましょう

歯痛が生じているときはタバコを吸うことも控えた方が良いでしょう。タバコに含まれているニコチンは血管を縮めてしまうため、血流が悪くなってしまいます。川の水をせき止めているダムの門が開くと、一気に水流が増すように、悪くなった血流はそれを良くしようと、血圧を上げていってしまいます。血圧が上がれば、歯の周りや歯茎にある神経をどんどん刺激してしまうため、より歯痛もひどくなっていってしまうのです。なので、タバコはやめた方が良いのです。

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