歯科医院の種類や環境の違い

歯科医院の治療内容は多彩で専門化も進んでいる

歯科医院というと虫歯になった時に行くところで、なるべくなら行きたくないと思っている方も多いのではないでしょうか。
仰向けにされて抵抗できない状態で口の中に器具や機械を入れられて治療されるのは、誰しも抵抗や不安を感じるかもしれません。
もっとも、歯科医院での治療は虫歯治療にとどまらず、様々な診療科目があります。
オールマイティに様々な治療を行っている歯科医院もあれば、1つの診療科目に特化している専門歯科も増えています。
どのようなタイプの歯科医院があり、どんな環境なのか考察していきましょう。

よくある歯科医院のスタイル

虫歯や歯周病の治療と入れ歯の作成、小児矯正を行う一般歯科プラス小児矯正といった歯科医院は、比較的よく見られるパターンではないでしょうか。
小さな子供から高齢者まで地域に住む人や働く人が訪れ、待合室も常に混雑していたりします。
1回の診療時間は短時間で改善するまで何度も通院する治療パターンが多く、1日に多くの患者に対応し、回転率の速さが特徴です。
環境としては歯科医1名または2名程度と数名の歯科衛生士など運営され、子供から大人まで入りやすいアットホームな内装や雰囲気であるケースが少なくありません。

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審美歯科のスタイル

近年は虫歯や歯周病などの症状がなくても、歯科で治療を受けるニーズが増えています。
歯並びが悪い、歯の形が悪い、歯茎が出過ぎている、歯の色が汚いなどのコンプレックスを抱える方が、自費診療のもとで短期間で理想的な口元を目指すための審美歯科はその代表例です。
虫歯や歯周病治療などの一般歯科や歯並びを専門の器具を使って整える矯正歯科に加えて、審美歯科の治療も対応しており、1人の歯科医がオールマイティに対応したり、それぞれの専門医が対応している総合歯科医院もあります。
一方で審美歯科を専門に行い、審美治療に必要な範囲で虫歯治療を行うといった専門性の高い歯科医院も増えているのです。
審美歯科に相談に訪れるのはほとんどが大人世代であり、美容や見た目を意識する人も多いので、歯科医院の雰囲気もラグジュアリーなサロンやシティホテルのような雰囲気を醸し出しています。
歯科医や歯科衛生士は専門の資格を持つ人なので派手さはありませんが、一般歯科に比べると対応が柔軟であったり、営業力に長けている印象を受けるかもしれません。
虫歯治療とは異なり、必ずしも受けなければならない治療ではなく、かつ、全額自費で費用面もあるので、背中を押すために営業力やサービス精神も求められるからです。