眼科の主な仕事内容とは?
眼科の仕事内容は大きく分けて次の3つがあります。
まず1つ目は、目になんらかの不都合がある患者さんに対し、症状をヒアリングし、検査そして診察を行なう、眼科医の仕事です。
次に2つ目は、眼科医の指示によって検査や診察のサポート業務を行なったり、場合によっては手術を手伝う補助業務です。この補助業務に関しては主に看護師や視能訓練士が行ないます。ちなみにこの視能訓練士は、視力検査を中心に目の検査全般を行なう人で、国家資格に合格しなければいけません。
そして最後に3つ目が、これまで見てきた目の医療とは異なる受付業務、会計業務となります。
眼科で働く人のより具体的な仕事内容とは?
まず医師ですが、医師は患者の目の診察や治療、手術、投薬などを行ない、目薬の処方も合わせて行ないます。また、メガネの処方箋を出したり、コンタクトレンズをしている方にはその状態を確認したり、場合によっては処方も行なっています。
次に看護師ですが、看護師は目に関わる検査をトータルで行ない、洗眼や点眼、そして点滴や採血なども行ないます。また、眼科医の指示のもと、診察や処置のサポートや手術の補助業務なども行ないます。さらに、バイタル測定やカルテの記入、院内にある薬の在庫チェックなども行なっています。
次に視能訓練士ですが、視能訓練士はORTとも呼ばれ、看護師同様目に関わる検査をトータルで行なっています。そして手術の準備やサポート、メガネやコンタクトレンズの度数調整などを行なっています。
最後に受付ですが、受付は患者さんの診察券や保険証をチェックしたり、来院した理由をヒアリングし、医師や看護師に伝えています。また、検査予約の管理や次の検査内容を患者さんたちに説明したりします。さらに、会計業務やメガネ、コンタクトレンズなどをはじめとした目に関しての商品販売、問診票の管理等も行なっています。
眼科で働く人はどんな人が向いているの?
眼科は子供の受診やお年寄りの受診が多いことが特徴として挙げられます。特に小さなお子さんは医師に目を触られたりすることを怖がるため、医師や看護師は誰に対してもやさしく接することができ、コミュニケーション能力にも優れた方が向いていると言えるでしょう。コミュニケーション能力は話をする力だと思っている方々も大勢いらっしゃるようですが、相手の話を親身になって聞く傾聴する力も重要です。