訪問整体で独立開業することを検討しているものの、「自分に向いているのか自信がない」という人のために、整体師に向いている人の特徴をご紹介しましょう。
コミュニケーション能力が高い
訪問整体には高いコミュニケーション能力が求められます。
もちろん、体を揉みほぐすことで痛みや悩みを取り除くのが仕事ではありますが利用者がどこを痛がっているのか、どのようなことに悩んでいるのかを正確に聞き出す必要があります。
利用者が安心して相談できる空気感を作り出すためにも、人と上手にコミュニケーションを取れる力が必要不可欠です。
特に、肉体疲労は精神的な要因が関わっていることも多いため、利用者の悩みに寄り添える人でなければなりません。
株式会社エンタケアが名古屋市にて訪問整体を実施中
体力・気力がある
訪問整体では対応エリアが限られているものの、予約が入っている順番に対応しなければならないため、1日のうちに長距離の移動が必要になることもあります。
さらに、揉みほぐしは大変な肉体労働です。
移動と施術の繰り返しをこなすためには、相当の体力が必要になるでしょう。
また、さまざまな利用者に対応するため、気力も必要です。
体力と気力に自信があり、周囲の人を元気にすることができる力がある人こそ、訪問整体に向いているといえるでしょう。
逆に、利用者の悩みを聞いているうちに自分も疲れてしまうような人に、この仕事は向いていません。
人が喜ぶ顔を見るのが好き
多くの整体師が訪問整体の仕事を長年続けていけるのは、施術をして心身ともに元気になった利用者たちの喜ぶ顔を見たいからです。
痛みや不調を取り除き、体も心も元気を取り戻した利用者の姿を見ること、感謝の声を聞くことがやりがいになっている整体師は多いでしょう。
そのため、もともと人が喜ぶ姿を見ることや、人の役に立つのが好きな人に、この仕事は向いていると考えられます。
新しいことを学ぶのが苦にならない
人間の身体にはまだ分からないことがたくさんあり、痛みや不調の原因にもさまざまなものが考えられます。
思わぬ原因が意外な場所の痛みにつながっていることもあるのです。
整体師はその一つ一つの症状に臨機応変に向き合い、その都度、不調の原因を突き止めたり取り除いたりする必要があります。
そして、そのためには常に勉強し続けなければなりません。
向上心を持って新しいことを学び続けたいという人こそ、訪問整体の仕事に向いているといえるでしょう。