歯医者さんの歴史

歯医者さんの歴史は、明治時代になると海外から外国人歯科医師が来たり、日本から海外に留学する人もいたそうです。明治後半になって、ようやく歯科医師という身分が確立されました。
東京歯科大学ができたのは、明治時代です。長く続いた、おはぐろの習慣は明治時代になって禁止されました。代々木の歯医者で聞いたのですがこの世界では、とくにアメリカでは、虫歯菌が歯についた食べかすに作用して酸が作られる結果、歯の表面を溶かすという説や、歯垢が虫歯野原因であることなど、様々なことが明らかになりだしました。

日本で最初の歯医者さんは、現在の大分県に住んでいた方で、明治8年に日本初の歯医者の資格試験に初めて合格したとのことです。その当時の歯科治療は、歯石を取り、ヨードチンキで消毒し、痛い虫歯にクレオソート(正露丸にも含まれている)をぬり、ゴムをつめる治療でした。歯を抜くときは麻酔はしなかったようです。

昔の人々は歯が痛くても、現在のようにすぐ歯医者さんに行きすぐ治療して直してもらうにも時間がかかり、大変でした。